9月19日、長野県箕輪町と愛知県幸田町とは、姉妹都市協定を締結しました。
長野県箕輪町と愛知県幸田町とは、平成の農家民泊交流から災害時相互支援協定につながり、その後様々な交流を続けてきました。
今回、まさに、満を持して「姉妹都市協定」を締結、交流事業も新たな段階を迎えることになります。
起点となったのは、やはり東日本大震災からです。
震災を契機に、自治体間での災害時の相互協定につながり、幅広い交流へ発展しました。
昨年の能登半島地震でも、幸田町の交流先の内灘町が被災し、箕輪町としても応援をさせてもらいました。
これらの経過を経て、姉妹都市協定につながったものです。
今後、さらに交流を進め、連携を深めていきます。
●式典には、愛知県幸田町から12人が出席しました。
【主な参加者】
・成瀬敦町長
・廣野房男町議会議長
・尾崎和久区長会長
・都築数明商工会副会長
・田境毅「須美凧の会」会長
・内田守企画部長 外
〇愛知県幸田町の概要
・人口 4万1965人、世帯数 1万7020世帯
・交通網では、JR東海道線に3つの駅があります。名古屋の通勤圏。
・大企業が多数立地している。デンソー、ソニー、パナソニック、エアウィーヴなど。
製造品出荷額は、9100億円を超える。
・財政力指数がR5で1.07、地方交付税の不交付団体です。
・愛知県でも2位を誇るふるさと納税は、30億円を想定。
・現在、大規模事業として広田川の菱池遊水地整備中。
(姉妹都市協定のあいさつ要旨)
ただ今は、幸田町との「姉妹都市協定」に調印させていただき、また、貴重な記念品の贈呈をいただきました。本協定締結に際しまして、幸田町成瀬町長、廣野議会議長をはじめ多くの皆様のご臨席を賜り締結をできましたこと、大変うれしく厚く御礼を申し上げます。幸田町民会館にお集りの皆さんもありがとうございます。
平成7年、幸田中学校の生徒の農業体験受け入れ事業から始まった両町の交流には、長い歴史がございます。
特に、平成24年には、前年に起きました東日本大震災の教訓から遠隔地の自治体間での相互支援をすることが有用であり、両町で「災害時における相互支援協定」を締結しました。その後、多方面にわたる交流を重ねてきました。
(アイボ)の派犬をいただいたり、防災協定から10年を記念したオンラインによる式典への参加や、昨年、幸田町で実施された「防災サミット」は当町の災害の備えを見直すきっかけにもなり、日頃からの自治体間交流、連携の必要性を強く感じたところです。
人口や財政規模などが異なる両町ではありますが、観光や物産交流などのほか、産業や教育面など貴町の取組みを範とすべく、更なるお付き合いをお願いするものです。
もとより、今回の締結を機に、更なる理解と友好を深め、末永く交流を続けて参りたいと考えております。
町の更なる発展、町民の皆様のご健勝、ご多幸を祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。