20年に一度の伊勢神宮遷宮に運び出す御神木祭の奉賛会が、長野県木曽上松町で本格的な準備が始まります。
令和15年に伊勢神宮(三重県伊勢市)で予定されている式年遷宮に関連して、上松町で来年6月、奉祝行事・御神木祭が執り行われます。
これまで町では20年に1度、伊勢神宮の社殿を新しく建て直す式年遷宮に合わせて御神木が切り出されてきました。
平成17(2005)年は町内の森林から切り出した御神木を「奉曳車」に乗せて町中心街などを練り歩く「お木曳き行事」が営まれました。
2日目は「奉納行事」として、お神楽や木遣り唄、太鼓演奏のほか、木曽踊り、須原ばねそといった伝統芸能の奉納があり、コンサートなども催されました。
行事を執り行う「木曽奉賛会」は、練習を兼ねて、7月27日にJR上松駅周辺で開催される「ひのきの里の夏まつり」で、本番と同じ大きさの木材を使った「お木曳き行事」が予定されています。