長野県諏訪市の諏訪湖の一部を、令和6年4月1日付けで、一級河川諏訪湖の一部区域について、河川敷地占用許可準則に基づく「都市・地域再生等利用区域」(河川空間のオープン化区域)に指定します。
県歌『信濃の国』で「流るる川はいや遠し」と唄われるなど、県内の一級河川は740河川、総延長は全国第2位の5,110.7kmを誇ります。
長野県は、この豊かな河川・湖沼の価値を活かし、賑わいのある河川空間を創出するため、「河川空間のオープン化」を推進しており、県内第1号として、諏訪湖の一部をオープン化の区域に指定します。
指定後、地域の協議会に認められた民間事業者は、区域内への新たな店舗の設置等が可能となり、民間主体の快適で賑わいのある水辺空間の創出が期待されます。
関連資料
河川敷地の占用主体は原則として公共性・公益性を有する者であるが、河川敷地をにぎ わいのある水辺空間として積極的に活用したいというニーズの高まりを受け、国土交通 省が平成23年に河川敷地占用許可準則を改正し、一定の要件を満たす場合、「都市・地 域再生等利用区域」を指定して、営業活動を行う事業者等も河川敷地利用を可能とした もの。