大相撲土俵の藁は長野県で製造されています - 名古屋長野県人会公式ホームページ

大相撲土俵の藁は長野県で製造されています

 国技「大相撲」の土俵を製作しているのは、長野県上伊那郡飯島町飯島にある株式会社「わらむ」です

 国技「大相撲」の土俵は、勝藁(かちわら)で製作されています。

勝藁とは、1500年前からあると言われる在来種「白毛餅米」の「わら」の別称です。

 

 白毛餅米は、南信州伊那谷だけにわずかに残る貴重な古代米です。

地に倒れにくい力強さ、太さと長さ、しなやかさを特徴としています。

 

 相撲界では負けることを「土が付く」と言い、負ければ「黒星」、勝てば「白星」が星取表に記されます。

 白毛餅米は強風に倒れて土が付くことが少ないうえに、その名も「白毛」。

しかも餅米には粘りがあるため、「勝負強く、縁起が良いわら」として土俵に用いられるようになりました。

 

 この稲わらを「勝藁」と命名して土俵を製作しているのが、長野県上伊那郡飯島町飯島にある株式会社「わらむ」です

 

 大相撲の土俵を製作できる日本唯一の職人集団が、長野県南信州の「わらむ」です。

ちなみに、一つの土俵に使用する俵の数は、66俵だそうです。

 

 中に土や砂利などを詰めて、お相撲さんたちが踏ん張っても壊れないように堅固に、毎年6場所の土俵を製作しています。

 この会社は、ほかに「しめ縄」などを制作しており、愛知県の大須観音や犬山市の成田山など全国約70社に収めています。

資料提供①

株式会社 「わらむ」

 

南信州でわら細工の伝統技能の継承を目的に設立した会社です。

Tel : 0265-95-3315
Fax : 0265-95-3380
E-mail: info@kachiwara.com

●本社/工場
〒399-3702
長野県上伊那郡飯島町飯島1482-3
Google Map 

資料提供②

わらむホームページURLhttps://waramu.jp/https://kachiwara.com/

資料提供③

長野県営業本部〒380-8570 長野市南長野幅下692-2
TEL 026-235-7248
FAX 026-235-7496

写真:Facebookわらむ

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