長野県内全域に大雪警報が発表されています。久しぶりの大雪です。
長野地方気象台によりますと、低気圧が発達しながら本州の南岸を東に進んでいる影響で、県内では5日昼前から、広い範囲で雪が降り始めました。
5日午後5時までの12時間に降った雪の量は、飯山市で23センチ、白馬村で22センチ、長野市で17センチなどとなっています。
長野県内では6日明け方にかけて広い範囲で雪が降る見込みで、6日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、乗鞍上高地地域で30センチ、長野地域と大北地域の平地、中野飯山地域、上田地域の菅平周辺、それに松本地域の聖高原周辺で25センチ、そのほかの地域で20センチと予想されています。
長野県内の中央道高速道路や主要な国道では通行止めが多く発生しており、また鉄道ではJR飯田線など多くの路線で不通となっています。
長野県では県道路交通法違反施行細則により、車に雪を載せた状態での走行は、反則金が課せられます。反 則金よりも、自分自身も運転に視界不良で危険ですし、他の走行車両や歩行者にも危険が及ぶ恐れがありますので、ぜひ車の雪下ろしをしてください。
また長野県教育委員会によりますと、雪の影響で県立高校9校と、泰阜村の小学校と中学校1校ずつが休校となりました。
また、小学校38校、中学校13校、県立高校17校の合わせて68校が登校時刻を遅らせるなどの措置をとったそうです。