自転車の設計や製造を行っている「アトリエ・キノピオ」の安田マサテルさん(長野県箕輪町)が世界的なデザインコンペで金賞を受賞しました。
このコンペは、イタリアで行われた「A´Dezain Award」。世界最大級のコンペです。
自転車デザイン部門で、最高賞に当たる「金賞」を受賞しました。コンペは、デザインの中でも、新規性、美的外観が重要視されてます。
安田さんは、「これまでやってきたデザインがどう評価されるか。」と、今回初めての挑戦。総子夫人が、コンセプトや着想について英訳し応募したです。
世界中から応募がある中で、1位の金賞受賞には、ご本人もビックリです。
木製自転車の世界では著名な安田さんに勲章が加わりました。振動を抑制するうえでの木材の力、カーボンファイバーやシルクと組み合わせることで乗り心地がアップ。木製なのに流れるようなデザインがいいです。
ヨーロッパでは、田舎でものづくりをするのは当たり前で「日本でも自然の中でものづくりが出来る環境が欲しいな。」と思います。
金賞受賞の安田マサテルさんと総子夫人。
自転車の木材部分は国産産のヒバを活用。
一部に、「ヒバ」や「ウォルナット」を利用。
カーボンファイバーやシルクなど繊維素材と組み合わせすることで車体の振動を少なくし、
乗り心地を追求。