長野市戸隠の「ヒメアジサイ」 - 名古屋長野県人会公式ホームページ

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長野市戸隠の「ヒメアジサイ」

 ヒメアジサイは、朝ドラ『らんまん』のモデルである植物学者・牧野富太郎博士が、長野県戸隠の民家に咲いているところを見つけ、学名・和名をつけたアジサイです。

 1928年(昭和3年)牧野富太郎博士が、信州から東北にかけて植物の採集旅行をした際、長野県戸隠山(とがくしやま)に近い民家で植栽されていたところを発見して、命名しました。

 ヒメアジサイは葉が厚く光沢のあるホンアジサイとは明らかに異なります。

 牧野博士は、花の形が女性的で優美なことからヒメアジサイと名付け、昭和4(1929)年に『植物研究雑誌』に発表しました。

   植物学者の牧野富太郎 博士が、長野市の戸隠で発見した「ヒメアジサイ」は、

一般的なアジサイよりも比較的小ぶりで、青色が鮮やかといった特徴があります。

 

 日本人が初めて学名をつけたとして、NHK朝ドラでも登場した「トガクシソウ」が見つかるなど、長野県戸隠は明治時代から植物学者に注目された場所でした。

 

 ヒメアジサイは野生では確認されておらず、牧野博士ゆかりの植物として全国の施設で大切に植栽されています。

 

 このうち長野市の戸隠で発見した「ヒメアジサイ」は優美で可憐だとして、牧野博士が命名し、昭和4年に論文に発表しました。

 東京の博士の自宅の庭に植えるほど気に入り、博士が作成した図鑑にも長野県長野市戸隠山で発見したと記されています。

高知県立牧野植物園

牧野富太郎の植物園

名称 高知県立牧野植物園
住所 高知県高知市五台山4220−6
駐車場 ※園内駐車場は改修中のため台数制限あり
高知新港の無料臨時駐車場とシャトルバス利用が便利です
HP 高知県立牧野植物園
高知県立牧野植物園の情報から引用転載しています。

長野市の戸隠で発見した「ヒメアジサイ」

和名 ヒメアジサイ(姫紫陽花)
分類 ミズキ目 アジサイ科(ユキノシタ科から分離) アジサイ属 
分布地 本州
開花時期 6月(下旬) 〜 7月(下旬)
花言葉 七変化 移り気

写真©JA0HLE

出典:NHK長野放送:長野市・市民新聞2022年6月号

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