世紀の大工事と評された「くろよん建設」から60年になる長野県大町市の黒部ダムを紹介します。
富山県と長野県の県境に位置する黒部ダム。
国内外から多くの観光客が訪れる観光スポットとして人気です。
黒部ダムは、迫力満点の観光放水や、遊覧船でのクルーズで景色が楽しめます。
日本最大級の規模を誇る黒部ダムの歴史は多くの人に受け継がれ、関西電力「黒(くろ)部川第四(よん)発電所」を略した「くろよん」の名で親しまれています。
そして2023年度黒部ダム(くろよん)は竣工60周年を迎えます。
昭和31年8月からはじまった掘削工事は、昭和32年5月、破砕帯にぶつかり、掘削不可能となってしまいました。苦闘の末7ヶ月を要し、ついに破砕帯を突破したのです。
大町トンネル(関電トンネル)開通後は、北大町駅付近から扇沢を経て大量の資材が運ばれ、実に7年の歳月と当時の金額にして513億円の工費、延べ1,000万人もの人手により昭和38年くろよんは完成しました。
黒部ダムは、関西の電力不足を救い、日本の経済成長を助けました。「くろよん建設」のまさに前線基地となったのが、長野県大町市なのです。
アルペンルート長野県側の入口が大町市。
かつて世紀の大事業と言われた黒部ダムの建設を支えた町でもあります。黒部ダムの見どころは堰堤の高さ(186m)が日本一を誇り、そして毎年6月26日から10月15日の観光放水は圧巻です。
関電トンネル破砕帯見学ツアー
黒部ダム建設最大の難所・破砕帯。トンネル内を歩きます。
【募集期間】①5月8日(月)〜17日(水) ②5月22日(月)〜31日(水) ③6月16日(金)〜25日(日) ④7月11日(火)〜20日(木) ⑤7月31日(月)〜8月9日(水)
黒部ダム湖畔ウォーク
黒部ダムの湖畔をガイド付きで巡ります。
【募集期間】①6月16日(金)〜25日(日) ②7月11日(火)〜20日(木) ③7月31日(月)〜8月9日(水)