国土交通省は21日、自動車用ナンバープレートに独自の地名を表示する「ご当地ナンバー」に、長野県内の「安曇野」「南信州」(現在はともに松本)を含む6地域を追加すると発表しました。
国交省は対象市区町村に普通車やトラックなど「登録自動車」が一定台数以上あることを条件としていましたが、昨年3月に規制緩和を決めてからは、軽自動車の台数合算も認めました。
・安曇野(松本):長野県安曇野市、生坂村、池田町、松川村
・南信州(松本):長野県飯田市
松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村
「南信州」ナンバーは昨年6月、南信州広域連合の会議で導入推進を決定。2回の住民アンケートを経て飯田下伊那14市町村で合意を得たとして、今年3月に申請していました。
安曇野市、池田町、松川村、生坂村の4市町村は「安曇野」ナンバーを導入したいとの意向を示していました。また飯田下伊那地域14市町村でつくる南信州広域連合でも導入するか検討していました。
7月までにナンバーの名称、12月末までに図柄を審査・決定し、2025年5月ごろからの交付を予定。長野県内での導入は2006年10月に交付が始まった「諏訪」以来となります。
5月1日からは、図柄案の公募を始めます。