世界中の数学好きな高校生たちが難問に挑む「第64回国際数学オリンピック」が2023年7月2日(日)から7月13日(木)まで、千葉県の幕張で開かれます。
日本代表選手6名の中に、予選参加者約5,000人の中から、長野県松本深志高等学校1年の狩野 慧志さんが選ばれました。他に5名も選ばれました。
国際数学オリンピック財団が実施する「日本数学オリンピック (JMO) 」において、1月の予選、2月の本選、3月の代表選考合宿の成績をもとに選出されました。
日本選手はもちろんのこと、世界各地から日本にやってくる「知のアスリート」たちに、どうぞ大きな声援をお願いします。
国際数学オリンピック財団は、高校生以下を対象に数学の問題を解く力を競うコンテストを開催しています。
1959年の第1回ルーマニア大会以来、毎年開催されています。
現在は110か国以上から1,000人を超える選手・役員が集結する国際的なイベントとなっています。
日本開催は、2003年の第44回大会以来、20年ぶりです。
狩野 慧志さん(長野県松本深志高等学校1年・長野県松本市)
そのほかの選手
古屋 楽さん(筑波大学附属駒場高等学校3年・神奈川県)
林 康生さん(海城高等学校3年・埼玉県)
北村 隆之介さん(東京都立武蔵高等学校3年・東京都)
小出 慶介さん(灘高等学校3年・兵庫県)
若杉 直音さん(帝塚山学院泉ヶ丘高等学校1年・大阪府)
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今回の国際数学オリンピック2023のロゴに取り入れた「源氏香」は日本の伝統模様で、もともとは香りをかぎ分けるという雅な遊びに使ったものです。香炉が5回回ってきて、そのたびに縦線を1本引き、同じ香りだと思ったものを横線でつなぎます。そうしてできる模様の一つを今回のロゴに使いました。