JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は、周囲に人の暮らしがなく、「なんでこんなところに駅が?」と思うような駅「秘境駅」をめぐる列車です。
飯田線には小和田駅や田本駅など、日本有数の「秘境駅」がそろっていますが、限られた列車本数で、それらの駅をめぐるのは困難です。しかし「飯田線秘境駅号」はそれらの駅に停車していくため、手軽に「秘境駅」の魅力を体験できます。
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は、豊橋駅(愛知県豊橋市)と飯田駅(長野県飯田市)を、飯田線経由で結びます。走行距離は129.3kmです。
また「飯田線秘境駅号」は、豊橋駅行きの列車が駒ケ根駅(長野県駒ヶ根市)、市田駅(長野県下伊那郡高森町)、元善光寺駅(長野県飯田市)始発で運転されることがあります。
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は例年、春、夏、秋の行楽シーズンの土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運転が基本です。運転されない日もあります。
また2023年春季は、「飯田線の魅力を感じられる駅」に停車するという急行「ディスカバー飯田線号」の運転が、新たに始まりました。
急行「飯田線秘境駅号」の運転日、使用車両、料金は以下のとおりです。
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」に、JRの一般的な列車と同様にきっぷを購入し、豊橋~飯田間で片道乗車した場合の通常料金です。
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は全車指定席のため、乗車には予約が必要です。この観光列車のきっぷは、JR駅の「みどりの窓口」(JR東海の駅では「JR全線きっぷうりば」)、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の午前10時00分から購入可能。
詳しくは下記のJR東海HPをご覧ください。
予約状況は、インターネットでは確認できません。