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諏訪の下駄スケートが国の登録有形民俗文化財に

下諏訪町が所有する「諏訪の下駄スケートコレクション」が国の登録有形民俗文化財に登録されます

   令和5年1月20日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、「諏訪の下駄スケートコレクション」について、文化審議会から文部科学大臣に登録するよう答申されました。今後、官報告示を経て、登録有形民俗文化財に登録されます。

文化財の名称「下駄スケート」

名称及び員数 所有者 所有者の住所
諏訪の下駄スケートコレクション 130点 下諏訪町 長野県諏訪郡下諏訪町

 

 今回登録される文化財の概要

 本コレクションは、各種の下駄スケートと、下駄スケートの前身とされる氷すべり、下駄スケートを足首に固定する真田紐から構成されています。

      下駄スケートの発祥地におけるまとまったコレクションとして貴重であり、冬季における娯楽・遊戯の地域的な様相や遊戯用の履物の変遷を考える上で注目されます。

 

 ※本件が登録されますと、県内の国登録有形民俗文化財は、2件になります。なお、既登録の1件は下諏訪町の「諏訪湖の漁撈用具及び舟大工用具」です。  

ライターである守矢 正氏の「セピア色の記憶・諏訪地方・冬の楽しみだった下駄スケート」の記事を一部抜粋して紹介します。

 諏訪湖は日本のスケート競技大会発祥の地でもある。日本で初めてのスケート大会が行われたのが諏訪湖で、じつに明治42年(1909年)2月14日の事なのだ。

 その当時、「第1回諏訪湖1周スケート大会」は出場者や観客全部合わせて1万人という大規模な大会だったようである。

 その火付け役となったのが、明治39年(1906年) 下駄の底に鉄製の刃をつけた「カネヤマ式下駄スケート」を発明した、長野県下諏訪町の飾り職人・河西準乃助であった。

 この下駄スケートは、諏訪湖に来たスケート愛好家の間で急速に広まり、次第にスケートが競技スポーツへと発展していくきっかけとなったという。

写真:下駄スケート(諏訪市博物館提供)

 下駄スケートとは名前の通り、下駄の歯の部分に鉄のエッジがついていて、これを平打ちの紐で足に縛り付けるのである。要は、草履をはく時の要領である。

ライターの紹介 守矢 正 氏

1951年12月生まれ。小学校6年まで諏訪市中洲にて過ごす。

日本大学文理学部に入学・卒業し、東急百貨店東横店に入社。

そこで40年無事勤務し退社。

諏訪に魅かれて色々な角度から、故郷に思いを巡らせる日々を過ごしている。

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