長野県立歴史館において、長野県にゆかりのある貴重な文書、「武田晴信書状」を購入するため、この度初めて歴史史料の購入に係るクラウドファンディングによる寄付を募集します。
長野県(長野県立歴史館)
武田信玄(晴信)と上杉謙信の川中島合戦は、長野県民であれば誰でもご存じの、信州の歴史を振り返るうえで欠くことができない史実です。この川中島合戦において、信玄(晴信)が発給し、川中島の戦いに関わる戦況の具体的な経過を伝えるとともに、最前線で軍事活動を担う信濃武士の動向を伺うことができる「武田晴信書状」は信州の歴史を振り返るうえで大変貴重な歴史史料です。この貴重な文化財である「武田晴信書状」を購入し、長野県立歴史館で現在及び後世に渡って保存・研究・公開するため、クラウドファンディングによる寄付を募集します。
県立歴史館において、現在市場に流通している「武田晴信書状」の購入・公開を通じて、広く長野県の文化を知ってもらうため、クラウドファンディングで寄付を募集(目標金額315万円)
武田晴信(=武田信玄)が発給した古文書であり、川中島の戦いに関わる戦況の具体的な経過を伝えるとともに、最前線で軍事活動を担う信濃武士の動向をうかがうことができる、長野県にとっては極めて重要な歴史史料です。
令和4年12月16日(金曜日)から令和5年3月15日(水曜日)
次の寄付募集サイトで寄付を受け付けています。プロジェクトや寄付の方法の詳細は募集チラシをご覧ください。
インターネットで申出 |
寄付募集サイト「ふるさとチョイス」にて受付 「川中島合戦における武田信玄(晴信)書状購入プロジェクト」 【URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2143(別ウィンドウで外部サイトが開きます)】 |
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郵送やFAXで申出 |
「長野県『日本のふるさと信州』応援サイト」にアクセス、寄付申出書をダウンロードし、必要事項を記入 |
上の写真の「武田晴信書状」は、武田信玄で知られる武田晴信(1521~1573)が発給したもので、市場に流通しているものです。川中島の戦いに関わる戦況の具体的な経過を伝えるとともに、最前線で軍事活動を担う信濃武士の動向をうかがうことができる、長野県にとって重要な文書です。
そこで、この貴重な文化財である「武田晴信書状」を購入し、長野県立歴史館で現在及び後世に渡って保存・研究・公開するため、クラウドファンディングによる寄付を募集します。
なお、
(1)目標金額に寄付金が達し、武田晴信書状を購入できた場合には、当該史料は長野県が所有し、長野県立歴史館において保管・研究・公開を進めてまいります。
(2)目標金額に寄付金が達しなかった場合も、集まった寄付金は歴史史料の購入に活用いたしますが、可能な限り武田晴信書状の購入に努めます。
(3)目標金額を上回った寄付金は、企画展などの運営費として歴史館事業の充実にあてさせていただきます。
信玄と謙信が戦った川中島合戦はよく知られていますが、史料に基づいた研究は進んでいません。そこにこの新出史料の情報が飛びこみました。
この購入機会を逃すと、重要な史料を県民の皆様に提供できなくなります。川中島合戦の舞台になった千曲市に所在する県立歴史館は、2年後に開館30周年を迎え、川中島合戦の展示を企画しています。
展示の目玉商品としても、信玄が出したこの文書をぜひ入手したく、皆様の御協力をお願します。
品物としてのお礼はございませんが、寄付いただいた方々を対象とした購入史料の長野県立歴史館での特別公開や、オンラインによる解説会を予定しております。
特別公開及びオンライン説明会については寄付いただいた方へ後日個別にご連絡を差し上げます。
お問い合わせ先