学校は、初等教育の教員養成機関として明治初期に設置されました。
その卒業生は、県下各初等学校の教壇にたつとともに、地域の人文・
自然科学の研究をも担いました。
今回の企画展では、師範学校の教員による自然科学研究の代表とも
いえる松本女子師範学校初代校長矢澤米三郎と彼のライチョウ研究を
はじめとする博物学研究、とりわけ矢澤が女子師範に寄贈し、本学自
然科学館に継承されたライチョウ標本・高山植物標本をとりあげ、山
岳の動植物にフィールドを求めた矢澤の研究をふりかえります。
企画展チラシ.pdf
[企画概要]
大学史資料センター企画展
「明治・大正期 信濃博物学の夜明けと長野県師範学校
ー矢澤米三郎とライチョウ標本を中心にー」
主催:信州大学大学史資料センター・自然科学館・附属図書館
会期:2022年10月28日(金)~12月27日(火)
場所:信州大学附属図書館 中央図書館1階展示コーナー
(松本キャンパス_松本市旭3-1-1)