原田泰治さんは、昭和15年に長野県諏訪市に生まれ、車いすで全国各地を訪れ、日本のふるさとの風景などを描き続けました。
作品は身近な何気ない風景や祭り、風物詩などを素朴で温かなタッチで描いているのが特徴で、平成11年には紺綬褒章を受章しています。
原田さんは少年時代を開拓農民として現在の飯田市に移住し、およそ10年間を過ごしました。
ふるさとの四季の情景を豊かに描き続けました。
素朴なタッチで描かれた日本の原風景。
「まるで自分のふるさと」、そう感じる人は少なくありません。
原田泰治さんは諏訪市で生まれ幼少期は飯田市で過ごしました。
自らのふるさとに対する思いも強く、1998年に諏訪市に作品を集めた
「諏訪市原田泰治美術館」がオープン。
2004年には御柱祭を描いた作品展を開きました。
飯田市立中央図書館伊賀良分館には、原田さんから絵本や画集などが寄贈され、当時見た景色や体験を基にした作品があります。
原田泰治企画展が開かれ、多くの人たちが訪れていましたが、コロナ禍で図書館は休館しています。訃報に触れ図書館では感染状況をみて再開館して企画展も再開したいとしています。
諏訪市原田泰治美術館
〒392-0010
長野県諏訪市渋崎1792-375
TEL 0266-54-1881
FAX 0266-54-1882
公式サイト
http://www.taizi-artmuseum.jp/
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休 館 日: 月曜休館(祝日開館)