感染症情報令和6年第46週(11月11日~11月17日)で、インフルエンザの定点当たりの患者数が2.89人(定点数:88か所、患者数:254人)となりました。
流行開始の目安となる1.00人を上回ったことから、インフルエンザの流行期に入ったと考えられます。
次の点に留意して、「かからない」「うつさない」ように十分注意しましょう。
かからないようにするために
外出後には流水・石けんによる十分な「手洗い」を行いましょう。アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
室内は適度な湿度を保ちましょう。また、こまめに換気をしましょう。
体の抵抗力を高めるために、十分な休養を取り、栄養にも気を配りましょう。
インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされています。
うつさないようにするために
咳やくしゃみといった症状がある場合には、マスクの着用を含む咳エチケットを心がけましょう。
発熱や咳、全身倦怠感などの症状が見られる場合には、登校や出勤、外出を控えることを検討しましょう。
医療機関の受診について
受診を希望する場合には、かかりつけ医や身近な医療機関に事前に電話等で相談の上、受診しましょう。