「主張する古墳～新たなシナノの古墳時代像～」開催

　長野県立歴史館では、令和5年（2023年）夏季企画展「主張する古墳 ～新たなシナノの古墳時代像～」を開催し、下記のとおり開催します。

開催期間

令和5年7月1日（土曜日）から8月20日（日曜日）まで

〔休館日　月曜日及び7月18日（火曜日）。

ただし、7月17日（月曜日）及び8月14日（月曜日）は開館〕

開館時間

9時から17時まで

（入館は16時30分まで）

観覧料

企画展のみの場合

　　一般300円、大学生150円（高校生以下は無料）

展示の趣旨

　長野県の古墳時代はどのような時代だったのでしょうか。

3世紀後半から全国に出現した巨大な前方後円墳。4～5世紀には、同じ形をした古墳が、副葬品の鏡とともに全国各地に広がりました。その発信源は「畿内王権」。古墳のカタチを支配秩序の象徴として掲げ、全国へ向けて勢力拡大をねらっていたのです。

そうした中、シナノの王たちは、畿内と、そして海の向こうの大陸との挟間で揺さぶられながら、自らの選択に迫られていました。

　この企画展では、県内の主要な古墳に改めて注目し、それぞれの形や出土した考古資料、時代背景から、シナノの古墳の成り立ち、そして、シナノの王たちがとった地域戦略と古墳に込めた「主張」に迫ります。

※ 「1 オープニングセレモニー」はどなたでもご覧いただけます。

※ 新型コロナウイルス感染症の基本的対策として、展示室内ではマスク着用・手指消毒をお願いします。