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校正者

 「ながのブログ」の件名は「校正者」です。1月13日NHKテレビの「仕事の流儀プロフェッショナル」の題名も「校正者」でした。番組内容は一人のフリー校正者の紹介です。一文字の校正で50銭の収入で、一日の収入は数千円です。それでも直木賞、芥川賞などの校正の仕事が大手の出版社である河出書房新社、集英社、岩波書店などの一流のところから舞い込みます。

 

 校正原稿の締め切りギリギリまで校正作業が続きます。締め切り日の朝5時まで校正することもあるそうです。著者、作者、作家のたまごの文章を、正確に他の資料と比較して内容を精査していきます。孤独であり、また地味な仕事です。

 

 昨年末、当会の広報誌「中京の信州人」も発刊となりました。原稿の締め切りは毎年10月10日です。締め切り後も原稿が時として飛び込みます。

 

 当会の編集委員会の校正作業は、県人会の組織の中で広報文化委員会が担当しています。コロナ禍でここ3年間はリモート会議、メールでのPDF原稿を精査する校正作業になってしまいました。

 

 校正作業も編集作業も広報文化委員会が担当していますがその委員は5名程で、最近は委員長がほとんどの作業を背負います。当会の広報誌「中京の信州人」も12月に印刷が完了して、年末には発送作業も終わり会員の皆さんの手元に届いています。

 

当会の広報誌「中京の信州人」寄稿原稿の作者の氏名が間違っていることが判明しました。謹んでお詫び申し上げますとともに訂正致します。

 当会で発刊した会報誌に、本年に入り、寄稿原稿の作者の氏名が間違っていることが判明しました。謹んでお詫び申し上げます。

 

 3年ほど前にも、氏名の誤字と協賛企業の会社名の誤字がありました。また、手書きの400字詰めの原稿用紙に達筆すぎる文字が並び、それをA4版の横書きのWordに打ち直しましたが、文字解読に大変苦労したのを思い出します。

 

 今回は 印刷を担当した原啓印刷からは、次のようなご意見等がありました。

 

   「この方の原稿ですが郵便物で来ていたので、こちらでその

   郵便物に記載されていた達筆な字を基にこちらで解読し

   表記しました。

    校正も3回は出しています。

   人名や文章が読めない方はこれから従来のように解読して書くのでは

   なく、突き返したほうがよいのか、

   こちらとしても対処がわかりかねます。 

   楷書で書いてくる原稿は少ないです。まずありません。

   こちらでもおそらく同じように解読し、

   文章や人名を記載しているので、人名の名簿もこちらには

   何もないので確認の術がありません。

    対策としては従来のように郵便費用が増えますが、

   郵送で筆者に送るかどうするか再度検討していただくのが

   いいかと思います。

   人名については県人会の名簿でのチェックもあわせて

   おねがいしたいです。

とのご意見でした。

 

 当委員会としても今後の校正編集作業を確実に間違いなく対応することはもちろんのこと、氏名の確認や寄稿者に対する確認作業も重要視していく必要があると痛感しています。

 

 現在はコロナ禍であり、3年前までは一原稿に3名程が校正作業に当たっていましたが、ここ最近はPDF原稿の目視確認作業であり、複数人での対応ができず、元原稿も手元にない状況で校正作業が続きます。

 

 コロナ過が続く限りは厳しい編集校正作業が状況が続きます。どうかご理解ください。

校正は「人と人との付き合い方」と同じです。

 校正者とは、本や雑誌を作る際に誤植や言葉の使い方が間違っていないかなどをチェックする職業に就く人のことを指し、膨大な数の言葉をチェックしなければならないので集中力と知識を要します。間違って出版した本は回収できないため、最後の砦として校正者は欠かすことができません。

 「校正の仕事では、原稿や校正刷の言葉がまちがっていたり不充分でないか、一文字一文字チェックし、確かめていきます。ただ誤りを見つけるだけではなく、その言葉にとっていちばんいい形や表現は何かを考えます。

 言葉を発信する人とそれを受け取る人とのあいだに立ち、言葉が満ち足りたものとなるよう、支援する仕事なのです。それは、活字との対話をうながし深める、実体験の場でもあります」。

 いまはPDFの原稿があれば即座にもれなく色々と検索できます。データ入稿になって手書き原稿とゲラの突き合わせ作業がなくなり、いきなり素読みから始められるのもありがたいです。

素読みとは、突き合わせ(引き合わせ)校正のあとに、原稿を離れてゲラだけを読んでおこなう校正のことです。。

 初校ゲラはかなり粗かったんですが、この段階で校正者が関わって、用字用語の統一から誤字脱字、事実関係のチェック、表現や文章の整合性、時系列まで、一度に何から何まで見るという作業は大変です。

 誤字脱字はもちろん、不適切な表現や事実関係の間違いは可能な限りなくしていかないといけません。

 それだけでなく、言葉がよりよく伝わるために、読者に合った表記や文字組み、表現を考えることも必要です。

 校正はたんなる“間違い探し”ではありません。

 最初から完璧な原稿はありません。

作者が「本当はこう言いたかった!」という言葉を見つけるためのお手伝いが必要です。

 校正は、メディアだけでなく、みんなが情報発信できるいまの時代に、誰にとってもすごく大切で不可欠なことです。

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