元善光寺(飯田市座光寺)は、御承知のとおり、今から1,400年以上前の推古天皇の時代、今の善光寺御本尊様(一光三尊阿弥陀如来像)を難波の堀からお迎えした本多 善光公の誕生地「信州麻績の里」であり、善光寺信仰起源の地であります。
その後御本尊様は、勅命によって、善光公の名をとって建てられた「善光寺」(現在の長野市)に遷座されましたが、その折りに仏勅によって「月の半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」というご誓願を残されたため、感激した本多 善光公は本尊と寸分違わぬ木彫りの尊像を造り、元善光寺の御本尊として安置しました。
これが、長野市の善光寺と飯田市の元善光寺の両方にお詣りしなければ ”片詣り”と昔から言われるゆえんであります。、長野県飯田市の元善光寺もお参りし、世界平和を祈ります。
長野善光寺と同じく7年に一度の御開帳で、普段は秘仏である元善光寺の御本尊の厨子の扉が開かれます。期間中は、宝物殿を拝観できるほか、西国三十三観音札所のお砂踏みもお参りできます。例年4月中旬には、元善光寺からほど近くにある一本桜「麻績の里舞台桜」が満開となります。日本で唯一の品種といわれ、一つの花に5枚~10数枚の花弁をつける大変珍しい桜です。
名称 :元善光寺御開帳(もとぜんこうじごかいちょう)
2022年4月3日~6月29日
開扉大法要/4月3日、中日大法要/5月1日、結願大法要/6月29日
〒395 - 0001 長野県飯田市座光寺2638
7年に一度のご開帳が、長野県飯田市でも行われます。
長野市の善光寺ご開帳だけ参っても片参りと言われ、
長野県飯田市の元善光寺もお参りします。
世界平和を祈ります。