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昨年の台風19号豪雨災害・千曲川氾濫から1年が経ちました

 記録的な大雨で長野県内に甚大な被害をもたらした台風19号災害から12日で1年となりました。「10・13」の惨状を忘れてはなりません。千曲川の堤防決壊から1年。長野県内の各報道機関は災害発生現場から中継を行い、いまだに復旧していない現状を伝えています。名古屋長野県人会では昨年会員に豪雨災害義援金を募り長野県に義援金を送りました。まだ復興途上です。長年住み慣れた地域を離れる人々。またリンゴ農家では生産栽培を諦める方々。長野県へのふるさと納税で応援してみませんか。

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●復旧・復興方針
●生活再建支援制度について
●県内の被害状況・会議資料
●寄付・義援金について

台風19号豪雨災害・千曲川氾濫から1年の各報道機関の内容

  記録的な大雨で県内に甚大な被害をもたらした台風19号災害から12日で1年となった。 同日、河川管理者らの承諾を得て、千曲川堤防の決壊により濁流にのまれた長野市長沼地区を小型無人機で撮影。復旧を終えた決壊現場は真新しい舗装が施され、下流にはシートをかぶせた土のうが連なっていた。

 堤防は昨年10月13日に決壊。復旧工事では、決壊箇所の前後140メートルの区間で、越水に耐えられるよう堤防両側をコンクリートブロックで覆った。その上に盛った土を確認することができた。周辺では住宅が撤去された空き地が目立った。同地区の人口は被災直前に比べて約1割減り、今後さらに減少する懸念も。リンゴ畑は一部で木々が抜かれた場所があった。

 台風シーズンとなり、「雨のたびに怖くなる」と不安を覚える住民もいる。新型コロナウイルスの影響で、これまで地域で話し合いの機会をなかなか持てなかった。地元に残るか離れるか一人で悩み、決断できない住民が少なくないのが現状だ。

信毎WEB版 2020年10月13日付

「10・13」の惨状忘れない 千曲川の堤防決壊から1年

 昨年10月の台風19号による千曲川決壊から1年を迎えた13日、被災した長野市豊野地区で「10・13を伝えていく集い」(実行委員会など主催)が地元の温泉施設「豊野温泉りんごの湯」であった。住民ら80人余が参加。復興のシンボルとなる新キャラクターのお披露目もあった。

 水に漬かる家々や炊き出しの様子をはじめ、復旧への歩みをスライドで振り返り、犠牲者を悼んで黙とうをささげた。その後、旧豊野町時代に作られたキャラクター「ゆたかちゃん」に続く新キャラクター「ゆたかちゃんジュニア」(愛称)が登場。参加者は「頑張ろう豊野」の掛け声に合わせて拳を突き上げた。

 1年前の台風19号により、大規模な浸水被害を受けた長野市の豊野地区で13日、「10・13を伝えていく集い」が開かれた。台風上陸は10月12日だったが、千曲川の堤防が決壊したのは翌日未明。あの日の惨状を忘れず、復興に尽力する人々へ感謝の気持ちを伝えようと被災した住民らが企画した。

 集いでは、主催する地元自治協議会が、被災状況や復興に向けた取り組みを紹介。また、被災者交流拠点の運営に携わる事業所や、避難者の入浴用に温泉を提供した施設に感謝状を渡していく。

 台風19号により、長野市では、千曲川の堤防決壊による浸水被害などで、関連死を含む10人が亡くなった。

信毎WEB版 2020年10月13日付

台風19号から1年 リンゴ畑復興、希望の灯 長野・長沼地区

 台風19号で千曲川の堤防が決壊し、名産のリンゴ畑に大きな被害が出た長野市長沼地区。被災を機に若手農家たちの新たな挑戦が始まっている。「産地を守り、より良い形で子孫に引き継ぎたい」。互いに緩やかにつながりながら奮闘を続ける。 

 国道18号沿いにある直売所の裏。高さ四メートルまで木片がぎっしりと積まれていた。被災したリンゴの木を商品化した薪(まき)だ。「家を直すのより先に薪用の小屋を造ったんです」と笑う。

 水が引いた後の畑を見て、たまった泥のほか、折れて落ちた大枝が目についた。ごみ置き場にも枝は捨ててあった。「売れるのでは」。小枝は燃やして土壌改良用などの消し炭に、大きな枝や幹は泥を落とした上で割って乾燥させ、薪にすることを思い付いた。

 ボランティアでリンゴのコンテナ洗浄に来ていた女性、青年会議所仲間の男性が加わり、昨年十二月から商品化プロジェクトを本格的に始動。「りんごの灯火(あかり)」と名付けた。

 自分の畑に加え、農家の収入源になればと、三十軒ほどの被災農家から折れたり伐採したりした木を買い取った。まき割りは百人以上のボランティアに手伝ってもらった。八月に卸売り、九月にはネット販売をスタート。「買ってくれた人にはぬくもりを、僕らには復興の希望を」。既に一トンほどが売れた。

 これからも剪定(せんてい)で出た枝を買い取り、続けていく。香りが良く、時間をかけて静かに燃えるというリンゴの薪。「ゆっくり発展して、この地に残る産業になれば」

 赤沼地区では、生産組合「ぽんど童(どう)」の組合長は、農地の復旧に入ったボランティアとリンゴを通じて交流を続ける。

 十月初め、一年前に泥出しを手伝ってくれた東京のNPO法人メンバーらが畑を訪れ、リンゴを自ら収穫、購入した。新型コロナウイルスの影響で中断していた交流が半年ぶりに再開した。

2020年10月15日 05時00分 更新 中日新聞 会員限定記事から

NHK長野放送ニュースWEB版 2020年10月13日放送分から

 去年の台風19号で千曲川が決壊してから1年となる13日、大きな被害が出た長野市で、地元住民などが犠牲者を追悼する式典を開き、黙とうをささげました。

式典は、去年の台風19号の豪雨災害で千曲川の堤防が決壊した地点に近い、長野市豊野町の日帰り温泉施設「豊野温泉りんごの湯」で行われ、地元住民などあわせて85人が参加しました。

式典では犠牲になった人たちに黙とうがささげられ、主催した豊野地区住民自治協議会の堀田実会長が「1年たった今もまだ台風の被害で困っている人がいます。被災した方々はこの日を節目に元気を出していただきたい」とあいさつしました。

その後、長野市の加藤久雄市長が「この台風災害を教訓として今後も災害支援や市民の安全、安心のために全力を尽くしていきます」と述べました。

また、ボランティア活動などで復興に貢献した6団体に、地元の自治協議会から感謝状が贈られました。

式典に参加した73歳の女性は「1年たって、本当にいろいろな人に助けていただいたんだと実感しました。来月家の改修が終わるので早く家に戻りたいです」と話していました。

 去年の台風19号で千曲川の堤防が決壊してから1年になる13日の朝、大きな被害を受けた長野市の長沼地区で話を聞きました。

住んでいた家が全壊したものの、ことし7月末に家を建て直して戻って来たという80代の女性は「もう1年かと思いますが、やはり精神的に影響が大きくて今でも落ち着きません。周りの様子が変わってしまい、家も人も少なくなってさみしいです」と話していました。

また、リンゴの世話をするために、避難先の須坂市から長沼地区にある畑に通い続けているという80代の農家の女性は「この1年は長いようで短かく、無我夢中でここまで来ました。ボランティアに助けてもらったおかげで量は少ないですが、思ったよりいいリンゴができて収穫の時には涙が出ました。ひとつでも多くのリンゴを食べていただけるとうれしいです」と話していました。

信州 NEWS WEB

10月13日 11時56分

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