フランス南部で開催されていた第76回カンヌ国際映画祭の授賞式で、長野県諏訪地域がメインロケ地になった是枝裕和監督の映画「怪物」が脚本賞を受賞しました。
映画監督の是枝裕和さんが長野県諏訪地域でロケを行った新作映画「怪物」の公開を前に、諏訪市役所を訪れ協力に対する感謝の気持ちを伝えました。
是枝監督にとって長野県は駆け出し時代に伊那市の小学校でドキュメンタリーを撮った思い入れのある地域です。
長野県でも諏訪湖地方は、フィルムコミッションが積極的で何度も映画撮影が行われている場所なんです。
ロケの撮影は、去年3月から8月までのあわせて3ヶ月間あり、諏訪地域の4つの市と町でロケが行われ、諏訪市の児童や保護者などのべ700人ほどがエキストラとして出演しました。
エキストラの子どもたちが通う小学校として使われたのは、諏訪湖を見下ろす高台にあり、おととし廃校となった旧城北小学校で撮影されました。
この映画「怪物」は、6月2日から全国で公開されます。お楽しみに。