南信州の歌手でジャンル別ではロックになりますが、歌手の長野県松川高校(旧塚原天竜高校)の先輩と後輩にあたる関係で、同校の文化祭当時からグループを結成しているボーカルの松尾レミさん(27歳、長野県豊丘村出身)と、ギター担当亀本寛貴さん(28歳、長野県飯田市座光寺出身)の2人によるロックユニットGLIM (グリムスパンキー)の全国ライブツアーが4月2日から、長野市での公演を皮切りに全国ツアーが始まりました。
今注目の2人は、若者には人気であっても、ロックミュージックに関心のない人、年齢的に興味のない人、県人会でも音楽に興味のない人も一度歌唱力を注目下さい。
彼らのアルバム「LOOKING FOR THE MAGIC(ルッキング・フォー・ザ・マジック)」収録曲を披露しながら、6月8日の東京公演まで3カ月余りのツアーが続きます。
6月22日には、海外でも行う台湾公演も追加発表されたばかりです。先日8日にはNHKの音楽番組カバーズにも出演しています。
長野県内では2夜連続の長野公演です。「メジャー音楽シーン」で活躍するアーティストにとってのライブツアー開催は、曲作りやアルバム制作と並び、最も重要で大きな仕事です。
全国各地の彼らのファンにとっても東京や大阪まで出掛けずにアーティストに出会える絶好の機会となる、全国の24都市・27公演となるグリムスパンキーの全国ワンマンツアーが今年も始まりました。
2人は長野県南部(飯田下伊那地域)で生まれ育ったわけですが、東京をはじめ日本各地のライブ会場では、わかりやすく「長野県出身です」と挨拶するそうです。
ライブツアー開始早々に、ギター担当の松尾さんが「今日、長野県内から来てくれた人!」と呼びかけると、会場のCLUB JUNK BOX(クラブジャンクボックス)に集まった約400人のほとんどが一斉に手を振ります。
ファンの皆さんも、グリムスパンキーの2人と同じ長野県への地元意識、地元愛で、アットホームな空気を場内に創ります。
客席には2人の母校である、長野県松川高校(長野県松川町、旧塚原天竜高校)の1年生がいたり、「豊丘村から来た!」と叫ぶ男性の声が響いたりと、はるばる南信州からの来場者もいて注目を集めました。
やはり長野県内で行うライブは特別なムードになます。
今回は松本市内でも4月26日にライブが予定されていますが、すでに前売りチケットが完売しています。
ライブ序盤から「怒りをくれよ」「愚か者たち」などのヒット曲がたて続けに演奏され、オールスタンディング(全席立ち見)の場内の盛り上がりは早くから最高潮に達します。
【Profile】 GLIM SPANKY(グリムスパンキー)
男女二人組ロックユニット。 ハスキーでオンリーワンな松尾の歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本のギターが特徴。 2007年結成、2014年メジャーデビュー。 2018年日本武道館ワンマンライブ開催。
同年、「FUJI ROCK FESTIVAL」GREEN STAGE出演。 ドラマや映画、アニメ等の主題歌を多数手掛け、最近ではももいろクローバーZや
上白石萌音への楽曲提供も行なっている。