会期 2020年10月1日(木) 〜 2021年3月31日(水)
休館日 月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)、年末年始(12月28日~1月2日)
※11/2、11/23は開館
会場 長野県松本市美術館 常設展示室 A・B・C室
草間彌生は1929年、松本に生まれます。少女時代は、心の中から湧き上がる幻覚との闘いの日々でした。それらのイメージを小さな紙片に描き留めることが、草間芸術の原点のひとつと言えるでしょう。
松本、東京での個展を経て1957年に単身渡米し、ニューヨークを拠点に約16年間活動します。心の内から湧きあがる何かは、いつしか水玉、網目という存在に凝縮されていきます。そして、平面作品、立体作品、パフォーマンスアート、空間芸術、映像作品など様々な形となり、拡がっていきました。1973年に帰国し、拠点を東京へと移した後も精力的に制作を続けます。草間は常に自らの作品が築き上げた評価を、新作によって軽く飛び越えてきました。ただし、それは立ち止まることを許されない創作活動でもあります。そして、今なお、その速度を落とすことなく、「前衛」であり続けています。
今回の拡大特集展示では、初期作品から最新シリーズ「わが永遠の魂」へと至る創作活動と魂の軌跡をご紹介いたします。
故郷松本で草間彌生の現在と原点をご体感ください。
390-0811
長野県松本市中央4-2-22
TEL: 0263-39-7400
FAX: 0263-39-3400