長野県内の新型コロナウイルスの感染拡大が、一層心配される状況になってきました。警戒レベルが上がった圏域もありましたし、病床使用率も50%を超え医療提供体制がひっ迫してきている状況のようです。
長野県の状況は県HP→ こちら をご覧ください。
県内で新たに73人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1日の発表人数としては、これまでで2番目に多くなりました。
県内で感染が確認された人は1682人となりました。
県によりますと、新たに感染が確認されたのは未就学児から90歳以上の男女合わせて73人で、いずれも軽症か症状がないということです。
市町村別では、小諸市で16人、松本市と飯田市で9人、箕輪町では、4人の新規感染者が確認されました。
感染が確認された73人のうち、感染者との接触などが確認されているのが48人で、このうち感染者と同居する人が22人と家庭内での感染が多く確認されていて、このほか25人が感染経路が不明となっています。
また、松本市の相澤病院の職員と患者2人の感染も確認され、この病院での感染者は合わせて17人になりました。
県内の医療機関に入院している人は225人とこれまでで最も多くなっていて、このほかに入院などを予定していたり調整中だったりする人が67人いるということです。
10日午後8時時点の病床使用率は51.4%と過去最高となり、医療の提供体制が非常に厳しくなっています。
県内で感染が確認された人は合わせて1682人となり、このうち18人が死亡しています。