小正月の風習「ほんだれ様」が飾られています。
年は、厳しい冷え込みの中で小正月行事が行われています。
長野県内の地域や家庭によって違いがあるようですが、「ほんだれ様」もその一つ。
長野県箕輪町内でもわずかですが伝統を守られています。
ほんだれ様は、稲穂が垂れる様子に見立てた飾りを行い、五穀豊穣、農作業の安全などを願うものです。
門松を焚き上げ正月行事が終わると、初山で松の木等を切り出しほんだれ様を飾り付けるとのことです。
3尺3寸の丸太を束ねた土台に榊やソヨギ、ミズブサにヌルデまたはクルミの木や繭玉を差していきます。
ほんだれ様は、向山さん宅や下古田の丸山平治さん宅でも玄関先に飾っています。
箕輪町の下古田公民館にも飾り付けされていました。
こうした風習を次世代につないでいってほしいです。