大相撲秋場所は27日、東京・両国国技館で千秋楽を迎えた。関脇正代が新入幕の翔猿を逆転の突き落としで退け、13勝2敗で初優勝を果たすとともに場所後の大関昇進を確実にした。熊本県出身、東農大出身の優勝はともに初めて。時津風部屋からは1963年名古屋場所の北葉山以来3人目、学生出身10人目の制覇となった。翔猿は106年ぶりの新入幕優勝を逃し11勝4敗。
西関脇の御嶽海(木曽郡上松町出身)は東前頭5枚目の霧馬山に寄り切りで敗れ、8勝7敗で終えた。11月場所(8日初日、両国国技館)は東関脇で迎える見通し。
大関対決は貴景勝が押し倒しで制し12勝目、朝乃山は10勝5敗。三賞は正代が初の殊勲賞と6度目の敢闘賞、翔猿が初の敢闘賞に輝いた。
11月場所は新型コロナウイルスの影響で通常の福岡国際センターから国技館に会場が変更される。
(信毎WEB版 2020年9月28日から。)
大相撲秋場所千秋楽の二十七日、上松町出身の西関脇御嶽海(本名大道久司、出羽海部屋)は東前頭五枚目の霧馬山に寄り切りで敗れ、八勝七敗で今場所を終えた。
九日目の取組で左肩を痛めた霧馬山との対戦。御嶽海は、立ち合い後から激しい突っ張りを受け、防戦一方となった。左の上手を取られた後、じわじわと土俵際に追い込まれて寄り切られた。
三役復帰を果たした先場所では、十一勝四敗と好成績を残した御嶽海。大関昇進は「三役での直近三場所で三十三勝」が目安とされているが、今場所では二桁勝利を果たせず、大関とりへの足固めとはならなかった。2020年9月28日 05時00分 (9月28日 11時19分更新) 会員限定中日新聞長野版WEB版
取組結果(御嶽海後援会HPから。)
千秋楽 霧馬山と対戦 寄り切りで負け
今場所8勝7敗と勝ち越しを決めました。
15日間応援ありがとうございました。
九月場所取組結果は以下の通りです。
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星取表