諏訪湖でワカサギの投網漁が解禁され、生きのいいワカサギが水揚げされました。
3日朝、諏訪湖では投網漁が解禁となる午前4時から諏訪湖漁業協同組合の組合員4人が船を出しました。
3日朝は南東からの風が強く、漁に出た組合員は少なかったということですが、体長4センチほどの生きのいいワカサギ、あわせておよそ20キロが水揚げされました。
午前8時すぎには市内の川魚店などが漁協に訪れ、水揚げされたばかりのワカサギを受け取っていきました。
漁協によりますと、4年前に湖の酸素が少なくなったとみられる原因で大量に死んで以降、ワカサギの数は回復傾向にあるものの湖の環境は不安定な状態が続いていて、ワカサギなどの生き物が生息するための環境づくりが課題だということです。
諏訪湖漁業協同組合の組合長は「湖は酸素が少ない状態が続いていますが、けさの魚の成長具合を見ると、今シーズンはなんとか期待できるかなと思います」と話していました。
諏訪湖のワカサギの投網漁は年明けごろまで、当面、週に3回行われるということです。
◆諏訪湖漁協では、年度ごとに「増殖計画」を定め、計画放流を実施しております。 *病気の蔓延や魚種の交雑などを防ぐために、長野県の“許可”及び漁協の“承諾”なしに、ふな・こい・ あまご・いわな等の魚類やシジミ等の貝類の放流は禁止します。 |
諏訪湖漁業協同組合
(諏訪湖漁協漁業センター)
〒392-0010 長野県諏訪市渋崎1792-374
TEL 0266-52-4055
FAX 0266-53-7142
名古屋長野県人会題字の写真は、諏訪湖の全景です。